12月22日は、各務原市生涯学習講座「ステンドグラスできらっきらの小物つくり」2021年度後期の最終日でした。
この日はいよいよ少し難しい“立体”に挑戦!ステンドグラスの丸いトレイを作りました。
実はこの作品の型は、私たちの生活の中にある”アレ”を使って作ったものなんです。
サイズは手の平に乗るサイズ。分かりますか?
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答えは、ツナ缶!
缶の内側にガラスを添わせて作りました。
ステンドグラスの立体作品を作る際に使用する型をモールドとも呼びますが、作りたいものに合わせて紙や石膏で自作したり、もちろん様々な大きさや形のものが販売もされています。でも、まずは身近なものを使って小さなサイズの作品づくりから始めてみるのも楽しいものです。木材や植木鉢など、アイデアは身の回りに転がっています。
限られた時間の中で初めての立体作品に挑戦するということで苦戦された方も多かったですが、みなさん、とてもカラフルな作品を完成させました。
光を透かせて見るとガラスの美しさがより楽しめますね。
自身でおこなったガラス選び。制作後の作品鑑賞会では各々が配色の理由を語ってくださいました。四季を表現した作品、暖色寒色をグラデーションに配置した作品。いつも優しい色遣いで制作する方や、毎回決まったお気に入りの色でレイアウトする方など、その方の個性も見えてきます。ガラスを選んだときとは印象がかなり違って見えるとお話くださった方もいましたが、それも作品づくりの楽しみのひとつ。そこから感じたものをぜひ次につなげていただきたいと思います。
いつも時間が足りなくなってしまう最終日の立体作りですが、みなさんとても集中して制作していました。全5回の講座、本当におつかれさまでした。
さて、本講座はおかげさまで来期も開催を予定しています。2022年度前期は5月から開講します。詳細が決まりましたらご案内します。
それではまたお会いできる日を楽しみにしています。
メリークリスマス! そして、よいお年をお迎えください。