7月7日は、各務原市生涯学習講座 ステンドグラス講座「きらっきらの小物つくり」の最終回。
初めて立体に挑戦!ミニトレイを作りました。
まず、ガラス選び。そして次に、作り方のデモを見ていただきました。選んだガラスの特徴を確認しながら制作デモを見ることで、自分に必要なコツやポイントを意識していただくことが目的です。
しかし、実際に制作に取り掛かるとわからないことが出てきます。何事もやってみなければ分からないものです。だから分かるまで繰り返し聞いてくださいね。分からないまま作業を続けるのはかえって遠回りになります。
立体作りはこれまでやってきた平面とはまた違う、新たなコツやポイントがたくさんあります。ガラスとガラスを隙間なく接合すること。常に水平を意識して作業すること。ハンダが下に垂れないよう手早く作業を進めること。こて先の形状をうまく使いながらハンダ付けをおこないます。
みなさんからは、立体づくりではガラスの接合辺で相当な量のハンダを使用することに驚きの声が聞こえました。ハンダの重みが加わりずっしりと丈夫な作品が出来上がりました。
出来上がった作品はこんなにかわいいトレイたち。
立ち上がり部分に長い長方形のみを使用してシンプルに仕上げた方。また、小さなガラスをたくさん配置してした方。色のチョイスもガラスの素材感のチョイスもそれぞれに個性が光ります。サイズは約9センチ角。大きさとしてアクセサリー入れにぴったりでしょうか。ぜひとも光が透る場所に置いて楽しんでくださいね。
さて、今期のステンドグラス講座はこれでおしまい。
受講生のみなさんにご感想を伺うと
「楽しかったです!」
この言葉をたくさんたくさんいただきました。講師である私の方こそとても楽しませていただきました。ありがとうございました。これを機にステンドグラスに、ものづくりに、親しんでいただけると嬉しいです。
次回は10月から後期も開講を予定しています。詳細が決まりましたらまたあらためてご案内します。またお会いしましょう。