6月9日は各務原市生涯学習講座「ステンドグラスできらっきらの小物つくり」第3回目。『四角、三角、組み合わせ無限♪ステンドグラス小物』と題してガラスのブローチかヘアゴムアクセサリーを作りました。
今回用意したのは小さな小さな三角と四角のガラス。これまででいちばん細かい作業になります。
デザインは自由。講座当日は限られた時間のなか、すぐに制作に取り掛かれるよう、デザインを考える宿題を出しました。
形だけでなく、どこにどの色のガラスを配置するかも含め、事前に決められてきた方が多かったように感じます。というのも、私が事前に準備したガラスは受講生のみなさんのご要望により、事前にインスタグラムに公開。みなさんはそれをご覧になり作品のイメージをふくらませ当日に臨んでいるようです。
そのため、講座開始前からガラス選びもとてもスピーディ。講座開始後さっそく作業に取り掛かりました。
今回は、時間が許せば2つまで制作OKにしましたところ、ほとんどの方が2つ作られました。なんと意欲的なのでしょう!これには感激しました。
制作欲。この欲なくしていい作品は作れません。これからもどんどん育てていきましょう。
今回は作るのは身につけるもの。そのため、体に影響の少ないと言われる鉛フリー(無鉛)ハンダを使用しました。その名の通り、成分として鉛を使用していないハンダです。有鉛ハンダとは溶ける温度が異なります。また、固まり始めるスピードが速いため、慣れるまではとても扱いにくさを感じるハンダです。
しかし、勝手の異なるハンダに戸惑いながらもみなさん慎重に作業を進め、こんなに素敵な作品ができあがりました。
とってもかわいい作品たち。
恒例の作品観賞会では、今回もまた色々なエピソードが聞けて楽しい時間となりました。
作品のデザインは娘さんがなさったと話してくださった方がいました。そして、できあがった作品は娘さんにプレゼントするとのこと。素敵です。きっと喜ばれたことでしょう。また、作り立てのヘアゴムをつけてこれから仕事に行ってきます!と教室をあとにされた方もいらっしゃいました。後日「めちゃめちゃ可愛い!この夏ヘビロテします」とご報告いただきました。嬉しいです。ありがとうございます。
ステンドグラスを通してみなさんのさまざまなシーンを垣間見ることができ、幸せを感じています。
今回は不透明に近いガラスを使用しました。透き通るガラスとはひと味違うやわらかいガラスのニュアンスも知っていただけたら嬉しいです。
ガラスの持つクールな雰囲気を活かした夏のコーディネートをぜひ楽しんでくださいね。
さて次回はもう4回目。私の講座のちょっとした目玉である、簡単な”ガラスカット”に挑戦します。